基本理念とビジョン・戦略

設立趣意

近年、我が国企業の事業活動を巡る環境は、世界人口の増大による食料、資源、エネルギーの不足、新興国の躍進や所得格差といった環境・経済面だけでなく、紛争やテロ等政情不安、ジェンダー問題、気候変動、生物多様性の保全等の新たな社会課題など益々厳しさを増している。

こうした地球上での持続可能性に対する危機感は、国や地域を越えて共有され、2015年、国際社会は「持続可能な開発目標(SDGs)」及び「気候変動に関するパリ協定」を合意し、一丸となって解決に向けて取り組んでいくことを確認した。

今後、我が国経済の担い手である企業やこれを支える地域社会は、こうした世界共通の社会課題克服を新たなビジネスチャンスとして捉え、次世代に引き継がれる「イノベ-ション型」経営に果敢に挑んでいくことが重要である。

本、「一般社団法人サステナブル経営推進機構」(通称:「SuMPO(さんぽ)」)は、地球環境問題等、社会課題解決に繋がる新たなビジネスモデルの企画、実行、評価、改善等の支援を通じて持続可能な事業経営の実現を目指すために設立するものである。

もって、世界共通課題である持続可能な開発目標の達成の推進を図ることを目的とする。

ロゴ

マークについて

マーク部分は、様々な「人」をイメージした楕円形を色々な色と大きさで表現し、その人たちが横並びになって手を携え、気楽な気持ちで前向きに散歩しているイメージを表現し、ゆっくりと歩んでいく様子を信頼感あるようシンプルにシンボル化したものです。「三方良し」の精神で前に進みます。

SuMPO理念構造

SuMPO2022年ビジョン

基本理念

心豊かな未来をSuMPOの業で創ります 基本理念図

SuMPO2030年ビジョン

SuMPO2022年ビジョン

SuMPOのサステナブル経営

SuMPOのサステナブル経営

カーボンニュートラル戦略

SuMPOでは、2050年カーボンニュートラル脱炭素社会の実現を目指して、その達成に向けた事業戦略を外部ニーズを踏まえて取り纏め、 『SuMPO/カーボンニュートラルイニシアティブ」として策定した。
 これにより、外部との様々な意見交換に際しSuMPOの立ち位置を明確にし、新たな事業の柱づくりを行い、 6月に 『 SuMPO /カーボンニュートラルイニシアティブ』発表した。

SuMPOは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けての中間点である2030年のあるべき達成目標として「カーボン価値を実感できる社会」の実現を掲げ、その目標達成に向けて、 4つの視点と具体的なアクションプランを提案する。

CNイニシアティブ2050年最終目標と2030年中間目標の設定

(4つの視点)

  • 信頼あるカーボン(ライフサイクルCO2)指標の提供
  • グローバル市場における日本の脱炭素技術・サービス力のアピール
  • 供給者×需要者間でのコミュニケーションの促進
  • SuMPO自らの率先行動

(具体的なアクションプラン)

  • カーボンリソースサポートセンター(仮称)の整備
  • 「脱炭素プラットフォーム」の構築
  • 「みんなで脱炭素」行動変容促進支援
 などの具体的なアクションプランを提案

>>>「SuMPO/カーボンニュートラルイニシアティブ」最終報告はこちら