20210627_SuMPO サステナブル経営推進機構 第15回神田塾開催

SuMPO サステナブル経営推進機構
第15回神田塾「カーボンニュートラルに向けてウッドチェンジ」開催報告

 一般社団法人サステナブル経営推進機構
(神田塾主宰者) 専務理事 壁谷武久

 SuMPOでは、定期的に会員を中心に互いに学び、刺激しあう“神田塾”を開講しています。
 通常、本塾では、今後、10年、100年先の未来社会を見据えて機智に富んだゲストスピーカーからの話題提供の後、ゲストも交えて参加者相互での楽しい交流を行っております。
 さて、今回は、は、SuMPO第15回神田塾という事で「カーボンニュートラルに向けてウッドチェンジ」をテーマに、農林水産省 新事業・食品産業部 新事業・食品産業政策課長 (元林野庁木材利用課長) 長野麻子様をゲストスピーカーにお迎えして開催しました。
 2050年脱炭素カーボンニュートラルの実現に向けて、木は、森林吸収とともに製品(例えば木造住宅)になって後も炭素を固定してくれる重要な自然のアイテムです。公共建築での木材利用促進から脱炭素実現のための木材利用へ法的整備も進められ、これに伴い森林、木材ビジネスなど地域の雇用と共に新たなポテンシャルが高まってきているとのお話を伺うことができました。そして海外材から国産材へ、他の素材から木材に転換する「ウッドチェンジ」を進めるとともに、サプライチェーンでの取組を推進、見直しを行い「ウッドショック」を跳ね返す様々な施策や取り組みが展開され、我々の生活、事業活動の両面で「木」との関わりが益々重要であることを学びました。会員の皆さんからは、「木」とのアプローチの面で「コスト」、「優位性」などの観点から実事業、体験から様々な意見が飛び交い、有意義な時間を共有する事が出来ました。
    
【開催概要】
日  時: 2021年7月15日(木) 17:00-18:15
開催方法: オンライン開催(Teams)
参 加 者 :会員限定

 


 

【プログラム】

17:00-17:05 開会
    一般社団法人サステナブル経営推進機構 専務理事 壁谷武久
17:05-17:45 ゲストスピーカーによる講演
「カーボンニュートラル実現に向けてウッドチェンジ」
   農林水産省 新事業・食品産業部 新事業・食品産業政策課長 (元林野庁木材利用課長) 長野麻子氏
17:45-18:15 意見交換会
(東京におけるコロナ緊急事態宣言の発令により交流会は中止します)
18:15 閉会

<スピーカーのご紹介>

【講演】

長野 麻子氏 元林野庁木材利用課長、現農林水産省新事業・食品産業部 新事業・食品産業政策課長

東京大学文学部フランス文学科卒業後、農林水産省入省。バイオマスをカスケード利用する国家戦略策定に携わった後、()電通に出向してソーシャルビジネスの企画、食料産業局食品産業環境対策室長としてフードロス削減に向けた国民運動を手がけるなどして、2018年7月から林野庁木材利用課長に。公共建築への木材利用、木づかい運動、木材輸出など木材需要の拡大に向けて全国営業中。

【主宰者】  
壁谷 武久 一般社団法人サステナブル経営推進機構 専務理事  
1959年 愛知県生まれ
元経済産業省、20074月~20199月まで一般社団法人産業環境管理協会にてLCA事業、地域・産業支援事業に従事。20196月、一般社団法人サステナブル経営推進機構を設立し、10月から専務理事として専任化。「カーボンフットプリントプログラム」の事業化や「地力型循環経済社会」の提唱のもと、地域資源を生かした豊かな地域、産業づくりのための支援事業を展開。
現在は、コロナを契機とした社会変容を睨み、SDGs達成に向けたESG、CE(サーキュラーエコノミー)など「サステナブル経営」推進を通じた新たなビジネス創出支援のためのスキームづくりにチャレンジ中。

 【お問い合わせ】
一般社団法人サステナブル経営推進機構
〒101-0047 東京都千代田区内神田一丁目14番8号 (KANDA SQUARE GATE 4階)
E-MAIL:
info@sumpo.or.jp