製品カテゴリールール(PCR)策定支援
製品カテゴリールール(PCR)策定支援
専門コンサルタントを派遣して、具体的な製品のPCR策定に関して、エコリーフ環境ラベルプログラムの規程・要求事項等に準じて支援します。支援の範囲は、PCR原案作成からレビューパネルにおける認定取得までです。
おすすめする場面
- エコリーフ/CFP宣言の認定を受けたい商品が含まれるPCRが無く、新たに策定する必要があるとき
- PCR策定を目標とする期日までに確実に仕上げたいとき
- 企業間での調整が必要になる場面で客観的な意見が欲しいとき
SuMPOサービスの強み
- 豊富なPCR策定・算定支援実績(飲食料関係、オフィス用品関係、木材・木製製品関係、電気電子機器関係、等)
支援の流れ
(1)事前準備
対象製品及びPCR策定実施者(個社またはPCR-WG(ワーキンググループ))の基本情報を事前提出いただき、業務内容を確認します。
- 製品本体情報として製品のカタログや構成図等
- 製造情報として、製造サイトフロー図等
- PCR策定実施者情報(PCR-WGの場合はメンバー構成、個社の場合は会社情報等)
- エコリーフ/CFPに関する情報として、取得目的、背景、方針等の概要が分かる資料等
(2)担当人数と支援回数
- 原則1~2名での対応、必要に応じて増員
実質支援時間は標準3.5時間(半日)、最大7時間(1日)
(PCR素案のメール・電話ベースでの添削、質問対応等を含みます) - 標準回数はコンサルティング4回で、必要に応じて増減
(3)支援方式
原則、各ステップは、〔支援+実施(宿題)〕を単位として下記のように実施
- 支援:準備や前ステップの宿題について確認し、それらの改善点指摘や次のステップへのアドバイスをします。
(この指摘やアドバイス内容が、次ステップの宿題になります。) - 実施(宿題):支援の指摘やアドバイスを基に、データ調査やPCR原案の作成をしていただきます。
この結果は、原則として、次の支援日の1週間前までにコンサルタントへ提出していただきます。
(4)支援手順
下記の通り、4つのステップで実施。
Step1:ライフサイクルフロー図とPCR素案作成
- エコリーフ環境ラベルプログラムの概要説明
- PCRに関する要求事項及びPCRの位置づけ、重要性説明
- PCR策定ガイドの内容、使い方、位置づけの紹介
- 関連文書、用語確認
- 当該PCR適用範囲や製品分野の検討、設定
- 製品システムの確認、ライフサイクルフロー図の作成 等
【次回までの宿題】
- PCR策定実施者がPCR素案作成→コンサルタントが素案添削→指摘に対するPCR策定実施者の事前検討
Step2:ライフサイクルフロー図とPCR素案の修正
- ライフサイクルフロー図の確定
- PCR素案の説明及び課題の抽出
- データ収集項目ならびに1次データ収集項目・条件の検討
- 各種シナリオの設定、シナリオ内容の検討
【次回までの宿題】
- PCR策定実施者がPCR素案作成→コンサルタントが素案添削→指摘に対するPCR策定実施者の事前検討
Step3:PCR原案の作成
- PCR修正案の課題検討及び対応
- データ収集項目ならびに1次データ収集項目・条件の決定
- 各種シナリオの決定、その根拠の確認
【次回までの宿題】
- 残った課題を検討しPCR原案を作成、暫定試算結果修正
Step4:PCR原案の確認
- PCR原案の最終チェック
- PCR原案申請から認定までの準備・フロー確認 等
【次回までの宿題】
- PCR原案の完成、事務局へ提出。
- コンサルタントはPCR認定までの責務を負う(レビューパネル指摘事項の対応等)
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