新LCA(ライフサイクルアセスメント)コンサルティングサービス
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2022-01-04
お知らせ
新LCA(ライフサイクルアセスメント)コンサルティングサービス
~カーボンニュートラルの実現に向けた企業内LCAスキル活用サービスの提供開始~
近時、カーボンニュ-トラル実現への対応やESG投資の進展に伴い、企業においてはサプライチェーン全体を含めた全社的なカーボンマネジメントの機運が高まっています。こうした流れの中、SuMPOの「LCA・カーボンフットプリント支援サービス」へのサービスニーズが高まり、その多くは個別製品の算定代行サービスを期待するもので顧客からのSCOPE3(カテゴリー1:製品・サービスの購入)対応が求められたものでした。
一方、現在世界的に高まるカーボン情報の開示はまさに自社の事業活動全体をしかるべき時期までにカーボンニュートラルにするもので、こうした個々の算定代行では「カーボンニュートラル」への移行といった社会ニーズに十分に応えられないものとして、2021年8月に断腸の思いで上記の支援サービス事業のうち「LCA実施体制構築支援」、「LCA算定代行支援」につきまして、新規のお見積り、受託契約を凍結させていただきました。この間、一部の皆様には大変なご迷惑をおかけしておりましたこと改めましてお詫びを申し上げます。
一部サービスの受託凍結を決断しましてから、当機構内外の体制整備とともに、こうした加速度的な社会ニーズに対応していくためには、企業自らがLCAのノウハウを有した社内体制を整備すること、そのために必要なLCAエキスパート人材の養成と責任あるサービス体制の整備を進めることが重要であるとの認識に立ち、従来のサービス内容を一新すべく準備を進めて参りました。
SuMPOでは、この度、こうした認識に基づき、従来の「LCA コンサルティングサービス」を刷新し、新たに「新LCA(ライフサイクルアセスメント)コンサルティングサービス」として、その内容をご案内させていただきます。
※新サービスは1月より順次受付を開始しており、4月より順次条件が整い、両者協議の上、本格的なサービス提供のスケジューリングをいたします。また、新サービスは、先に発表したSuMPO/カーボンニュートラル・イニシアティブ(2021年6月)で提言した「2030年カーボン価値実感社会」構築の目標に向けた取り組みの一つとして、関係者の理解醸成を得ながら推進してまいります。
<SuMPO新LCAコンサルティングサービス>
今般、カーボンニュートラルを志向するすべての企業がLCAを内部化し、世界潮流として高まるカーボンフットプリント等の情報開示に加速度的かつ戦略的に対応できるように「コンサルティングサービス」の内容を一新し、改めてSuMPOの強みである20年以上にわたるLCA・カーボンフットプリントの実績に基づき中立的かつ公正・公平な立場でのLCAコンサルティングサービスを提供します。
コンサルティング |
概要 |
経営者・経営幹部向けライフサイクル思考セミナー |
企業の経営者、幹部を対象にサステナブル経営を取り巻く経済・社会・地球環境問題に関する、各国政策、国際的な各種イニシアティブ・制度等の最新動向を背景としたライフサイクル思考の重要性と有用性を解説します。 |
オンラインLCA講座 |
企業の実務者(経営企画部、事業部、IR/CSR/環境部)を対象に、LCAの概要や必要性、算定方法等を動画配信、実務演習を通じて解説し、実践的スキルを身につけていただくオンラインでの集合型講座を定期的に開催します。 |
LCAエキスパート養成塾 |
企業内でLCA実施の核となる人材育成やコンサルタント等を対象にLCAエキスパートの養成塾を定期的に開催します。終了者にはSuMPO LCAエキスパート養成塾終了証を交付します。実務実施の際にはSuMPOから支援します(有償)。 |
LCA包括支援サービス |
LCAに関する社内体制の構築・維持を年間単位で支援します。具体的な支援内容は以下の通りです。①LCA算定のための社内体制構築、②LCA算定社内ガイドラインの策定、③環境貢献製品(タイプII環境ラベル)に関する社内制度の策定、④温室効果ガス等の環境負荷削減貢献量算定社内ガイドラインの策定、⑤環境配慮設計の基準策定、⑥適宜の技術相談等 |
LCA算定支援 |
●LCA算定支援 |
SCOPE3算定支援サービス |
GHGプロトコルに基づく企業単位でのSCOPE1(直接排出量)、SCOPE2(間接排出量)、SCOPE3(購入した製品・サービスに関する排出量、使用段階、廃棄・リサイクル段階での排出量など)の算定を支援します。 |
LCA検証・評価 |
LCAによる評価結果を第三者としてレビューします。 |
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