この度、9月7日～9日にマレーシアで開催されたAPEC会議において、SuMPOカーボンニュートラル事業部部長の神崎が、3日目のGroup4に参加いたしました。以下の通り、報告いたします。

【APEC会議参加報告】

13th SCSC Conference: Standardisation in Circular Economy for a More Sustainable Trade

開催日時: 2021年9月7－9日 10:00-13:00（マレーシア標準時）

報告者:　一般社団法人サステナブル経営推進機構 カーボンニュートラル事業部 神崎昌之
 

会議全体としてCEの標準化を、国内推進および貿易促進の観点から、どのようにすれば進めていけるか？という視点の問題設定だった。報告者が参加した3日目のGrouop4はリサイクラー、国際企業、EPDプログラム運営者(報告者)というかたちで4人のプレゼンターがプレゼンし、若干の質疑応答が行われた。報告者からは脱炭素化とCEとは一体的に進めるべきとの考えに立ち、EPD,CFPが現状では最も基本的な情報ツールの一つとなってCEを推進し得るものであり、ISOがその情報の信頼性を支えていることを説明。その後のブレークアウトセッションでは、報告者はGroup2に割り当てられ、同様の問題設定に対する意見を出し、Group代表者が全体に発表。Group2はミャンマー、マレーシア、インドネシア、日本で代表は九州大学の松本先生（ISO のPRINCIPAL OFFICERSの一人）。貿易、リサイクル促進について日本企業の取組を説明し、メンバーで疑問や意見を出し合う展開となった。全体を通じて会議形態はZOOMでオンライン参加、事前に事務局（マレーシア）が参加者に丁寧に連絡、事前説明頂いたので問題なく進行した。

2021年9月9日