CFP/LCA算定の新クラウドサービス「ASUENE initial LCA supported by SuMPO」を共同開発

  • 2024-11-21

CFP/LCA算定の新クラウドサービス「ASUENE initial LCA supported by SuMPO」を共同開発

~~中小・中堅企業向けに簡単で信頼性の高いCFP/LCA算定を実現~


 一般社団法人サステナブル経営推進機構(所在地:東京都千代田区、代表理事:壁谷武久、以下「SuMPO(さんぽ)」)とアスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平)は、中小・中堅企業が簡単かつ信頼性の高い CFP (カーボンフットプリント) /LCA (ライフサイクルアセスメント) 算定を実現できるサービス「ASUENE initial LCA supported by SuMPO(以下、「initial LCA」という。)を共同開発しました。

 近年、各国で環境規制が強化されつつある中で、企業にはCFPの算定とその開示が求められています。特に、EUでは「炭素国境調整メカニズム(CBAM)」や「欧州電池規則」など、CFPを基準とした新たな規制が導入されており、対応の遅れは国際競争力の低下につながるリスクがあります。また日本国内でも、政府調達基準の見直しが進む中で、持続可能な調達への対応が強く求められています。

 さらに、企業全体での排出量削減に向けて、サプライヤーと連携して気候変動対策に取り組むことが求められています。企業がScope3排出量削減を進める上では、サプライヤーからの1次データを活用する必要がありますが、データ収集や管理にはコストと労力がかかり、多くの企業、特に中小企業にとっては大きな負担となっています。

 こうした課題を解決するため、今般、連携先であるアスエネから中小・中堅企業が低コストで容易にCFP/LCA算定を実施できる「initial LCA」をSuMPO監修のもとで開発、提供されることとなりました。これにより、多くの企業で迅速なCFP/LCAの算定を可能にします。また、本サービスには、SuMPOが独自に開発した網羅性・経済性・汎用性の高い原単位データベースを搭載、ユーザーの利便性向上を図るだけでなく、信頼性の高い情報開示を支援することで、社会全体でのSX(サステイナビリティ・トランスフォーメーション)の推進、持続可能な社会の実現を促進していきます。
 

<「ASUENE initial LCA supported by SuMPO」について>
簡単で信頼性の高いCFP/LCA算定クラウドサービス。SuMPO独自開発の原単位データベースを搭載し、特にサプライヤーとしてCFPの算定、開示が求められている中堅・中小企業は、中小企業や初期ユーザープランとして簡便にCFP/LCA算定をすることが可能。

 
【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人サステナブル経営推進機構 (SuMPO)
LCA社会実装事業部
Mail:info@sumpo.or.jp