SuMPO「Internal-PCR承認制度」に関するオンライン説明会アーカイブ配信とQ&Aを公開しました

  • 2024-01-16

    お知らせ

SuMPO「Internal-PCR承認制度」に関するオンライン説明会アーカイブ配信とQ&Aを公開しました

 2023年12/25(月)に、SuMPO新サービス『Internal-PCR承認制度』に関するオンライン説明会を開催し、2024年1月より本サービスの受付を開始しました。
本サービスは、CO2排出量の情報開示トレンドを背景とし開発された「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」からInternal-PCRの要素を抽出した新サービスとなります。
 オンライン説明のアーカイブ配信と、当日ご質問いただいたQ&Aを一般公開いたしました。「社内算定ルールを構築したい」、「今ある社内算定ルールの妥当性を第三者に保証してほしい」、「算定した結果(カーボンフットプリント)を高い信頼性のあるものにしたい」などのご興味をお持ちの方や、当日参加出来なかった方にも、本サービスについて理解を深めていただける内容となっておりますので、ぜひご視聴ください。
 

【開催概要】
日程:20231225() 13:00~14:00
内容:
(1)Internal-PCR承認制度の概要
   (2)承認取得のフロー

   (3)今後の流れについて


■アーカイブ配信はこちらをご確認ください。
■本リリースについては、こちらをご確認ください。


■Q&A一覧  
Internal-PCRについて

Q1:Internal-PCRとは何ですか? 
A1:ISO14040及びISO14044に基づいたSuMPOの要求事項に適合した企業内算定ルールになります。 

Internal-PCRの策定ついて

Q2:Internal-PCRは製品ごとに作成しますか、それとも全製品を対象としても作成できますか? 
A2:1つのInternal-PCRに内包する製品種別や分類の細かさは各社毎に決めることができます。そのため、製品種別に別々の文書としても、全製品種別を1つの文書として包含するような形でもInternal-PCRを策定することも可能です。 
  例えば、「テレビ、冷蔵庫、食洗器」を製造している場合、それぞれでInternal-PCRを策定することが可能です。また「家電」という枠組みでInternal-PCRを1つ策定することも可能です。詳しくはお問い合わせください。 

Q3:最低検証件数3件というのはどのようなことですか。もしも、1製品しかない場合、費用は変動しますか? 
A3:審査で検証する件数が最低3件という意味になります。 
  審査での検証というのは、策定されたInternal-PCRに準拠した形で情報収集や算定などを行えるかを審査する行為になります。 
  よって、1つのInternal-PCRで1製品種別しか対象としていない場合でも、3件検証することがあります。なお、これは料金に関する最低件数ですので、仮に審査で1件しか検証する必要がないとなった場合でも、費用は変動しません。 

Q4:承認いただきたい対象製品の品番が多数(数百など)ある場合、3件以上の費用は1品番当りいくらですか? 
A4:対象製品が数百あることがそのまま検証件数に直結するというわけではございませんので、ご相談いただけますと幸いです。 

Q5:算定ツールの指定はありますか?また、それによってInternal-PCRを策定できない場合などはありますか? 
A5:算定ツールの指定はございません。Internal-PCR策定にあたり、SuMPOからの要求事項を満たしていればSuMPOからの承認は可能です。 

制度の活用について

Q6:既に同様製品種のPCRがSuMPO環境ラベルプログラムに存在している場合、そのPCRを参考にInternal-PCRを作成することは可能ですか? 
A6:PCRを参考にしたInternal-PCRの策定は可能です。ただし、PCRのプログラム外利用に当たるため「FA-07-01 PCR利用申請書(プログラム外利用)」をご提出いただく必要があります。詳細はこちらをご確認ください。 

Q7:策定したInternal-PCRはWEB公開されますか? 
A7:各社のInternal-PCRを断りもなく公開することはございませんが、もしも公開することをご希望の場合は可能ですので、ご相談ください。 

海外対応について
Q8:Internal-PCR承認制度は海外にも通用しますか?また海外工場を含めた形での作成も可能ですか? 
A8:Internal-PCR承認制度は国内での使用を想定していますが、製造場所として海外工場を含めた形での策定は可能です。海外の顧客への情報開示をされたい場合はSuMPO環境ラベルプログラムをご検討ください。 

承認取得された算定結果の扱いについて

Q9:Internal-PCR承認制度で承認されたI-PCRに基づいて算出した算定結果はどのような扱いになりますか? 
A9:「SuMPOにより承認されたInternal-PCRを基に算定した結果」と表現いただけます。 
   ※算定結果の妥当性をSuMPOが担保するものではありません。 
   ※SuMPOからの承認を証する証書を発行しています。 

Q10:承認取得後の証書に記載される表現はどのようなものになりますか? 
A10:承認取得後の承認証書には以下の文言で証します。 
   「貴組織のInternal-PCRは、制度運営者が定める要求事項に適合していることを証します。」 

ISOとの関連について 

Q11:Internal-PCRがISO14040及び14044に準拠しているかの審査をいただくことはできますか? 
A11:Internal-PCR承認制度ではSuMPOの要求事項への適合性を審査しています。 
   ISO14040及び14044に準拠しているかの確認は、LCAエキスパートサービスクリティカルレビューをご検討ください。 

Q12:I-PCRの要求事項はISO14040及び14044に完全準拠させるのではなく、一部準拠させたくない項目(例えば外部公開)を抜いても承認してもらえますか? 
A12:ISO14040及び14044に準拠しない項目がSuMPOの要求事項に反していなければ、承認は可能です。 

その他 
Q13:対象とする影響領域は気候変動のみですか? 
A13:現状は気候変動のみになります。気候変動以外の影響領域を評価したい場合はSuMPO環境ラベルプログラムをご検討ください。 

Q14:算定方法や料金体制について相談出来る窓口はありますか? 
A14:WEBサイトの内容を参考にご判断いただいた上で、ご不明点がございましたらSuMPO問い合わせからお問い合わせください。 



【本件に関する問い合わせ先】

 一般社団法人サステナブル経営推進機構
 担当:カーボンニュートラル事業室
 お問い合わせ先:https://ws.formzu.net/fgen/S21027334/