LCIデータベースIDEA
LCIデータベースIDEA Ver.3
【お知らせ】AIST-IDEA Ver.3.5 内容修正について
2025年6月16日、AIST-IDEA Ver.3.5 内容修正がありました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
【お知らせ】AIST-IDEA使用許諾約款の改訂について
2025年2月1日より、AIST-IDEA使用許諾約款が改訂されます。それに伴いAIST-IDEAの価格・使用範囲等の変更があります。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
【お知らせ】IDEAv3.2およびv3.3の販売終了に伴うコンサルタント用ライセンスの取り扱いについて

IDEA Ver.3シリーズはライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量の算定等に用いられてきたインベントリデータベースIDEA Ver.2シリーズの後継版として産業技術総合研究所により開発されたものです。
当機構はIDEA Ver.3シリーズのライセンスを販売しております。
2025年3月末日にて販売終了
- IDEAv3.3コンサルタント用エンドユーザーライセンス
- IDEAv3.3公共事業用エンドユーザーライセンス
- IDEAv3.3特殊ライセンス
※IDEA Ver.3の更新情報についてはIDEAラボ(外部サイト)をご覧ください |
LCI(ライフサイクルインベントリ)データベース IDEA(いであ)とは
IDEA Ver. 3.3は、約5,000種類の農・林・水産物、工業製品等の日本の全ての製品・サービスを対象とした環境負荷物質(CO2をはじめ、NOx、SOx,PM2.5、ヒ素、カドミウム、クロム、鉛などの化学物質の排出、鉄や銅などの資源消費)を定量可能な網羅性のあるデータベースです。
原単位あたりの環境負荷量の数値を提供するだけでなく、各製品の製造プロセスの入出力データ(単位プロセスデータ)公開による透明性を有し、データ品質も考慮可能なデータベースとなっています。
特徴
- 階層構造を取ることで網羅性を確保しています。(少なくとも何らかのデータがあります)
- 日本の平均値をデータにしています。
- 単位プロセスデータを可能な限り採用し、高い透明性を維持しています。
- データ品質を評価し、信頼性を確保しています。
データの作成方法
1.統計による積上げインベントリデータ作成
- エネルギー統計(石油等消費構造統計など)
- 工業統計、各種動態統計
- 産業連関表
2.プロセスデータによる積上げインベントリデータの作成
- 実プロセスの調査
- プロセスシミュレータの活用
3.既存インベントリデータからのデータ構築
- 国内外の報告書や論文などからデータの収集
IDEAのデータセット数
世界最大規模のデータセット数(約5,250データセット)

提供形式とサンプル
IDEA v3はExcel形式で環境負荷原単位データとして提供します。
なお、LCAソフトウェア クラウド版MiLCA v3に標準搭載されているのはIDEAv3.4です。 IDEAv3サンプルはこちら
(27.9MB)
サプライチェーンライセンス
サプライチェーンライセンスは親企業や代表組織が指定する事業目的を推進するためのライセンスです。
サプライチェーンライセンスは、親会社や代表組織が指定する特定の事業目的において、その事業に参加する企業の分も含めてライセンスを一括で購入できるようにするものです。このライセンスは親会社や代表組織が指定する事業目的に沿った算定、報告のためのライセンスであるため、関連企業や子会社が指定外の目的で利用したり、または個別に算定結果を自社サイト等にて外部公開することは出来ません。
目的 | 親企業が製品CFPを算定する活動や国プロ等の事業等に活用でき、親企業や代表組織が事業に参加する企業等の分のライセンスを⼀括でまとめて購入できるライセンスです。 |
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利用範囲 | 参加企業は、ライセンス準使用者として代表組織が定める事業目的に合致した範囲でAIST-IDEAを使用可能です。ただし、参加企業の完全な独自活動のために使用する場合は別途個別に標準ライセンスが必要です。 |
有効期間 | 1年間(親企業や代表組織は別途IDEA標準ライセンスを保有する必要があります。) |
目的 | 親企業が製品CFPを算定する活動や国プロ等の事業等に活用でき、親企業や代表組織が事業に参加する企業等の分のライセンスを⼀括でまとめて購入できるライセンスです。 |
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利用範囲 | 参加企業は、ライセンス準使用者として代表組織が定める事業目的に合致した範囲でAIST-IDEAを使用可能です。ただし、参加企業の完全な独自活動のために使用する場合は別途個別に標準ライセンスが必要です。 |
有効期間 | 1年間(親企業や代表組織は別途IDEA標準ライセンスを保有する必要があります。) |
※サプライチェーンライセンスを使用する場合には株式会社AIST Solutionsへの申請・承認が必要です。
事業目的申請フォームがございますので、ご希望の方はSuMPO(lca@sumpo.or.jp)へご連絡ください。

LCIデータベースIDEAv3 海外版
• IDEA海外版の開発
IDEAは主として日本国内の製品・サービスに由来する環境負荷を算定しているため、日本国外の環境負荷の算定には不向きです。
同一の製品であっても、その製品の製造/使用/廃棄の各段階に投入される各エネルギーや各原材料の環境負荷量が国によって異なるため、結果として製品のライフサイクルに由来する環境負荷量に大きな差が生じることがあります。製品等のLCAを詳細に検討するためには、各国のバックグラウンドデータベースの構築が必要不可欠です。
海外のインベントリデータベースは、先進国や新興国などでは開発されつつありますが、途上国ではその開発が進まず完成までに時間がかかると考えられます。そして、すべての製品を網羅的に整備しているIDEAのようなインベントリデータベースは先進国においても存在しません。途上国も含めたすべての国が、すべての製品の単位プロセスデータセットを完成させるまでには相当な時間がかかり、また我々がすべての国におけるすべての生産(製造)プロセスを調査し、単位プロセスデータセットを作成するにも膨大な手間がかかります。
そこで、日本で生産(製造)されるすべての製品の単位プロセスデータセットを格納しているIDEAを基に、可能な限り高い精度でIDEA 海外版を開発しました。
IDEA海外版は、対象国から原材料や製品を輸入している場合や、対象国に製造拠点がある場合、対象国の実態を反映した環境負荷量を算出することができます。また、企業が今後の海外展開を検討する際に、環境面に関する判断材料を提供することができます。
• IDEA海外版の開発状況


※日本版と海外版のライセンス数を合算することはできません。
※海外版をご購入の際は、標準ライセンスを1ライセンス以上ご購入いただきますようお願いします。
LCIデータベースIDEAv2
LCI(ライフサイクルインベントリ)データベース IDEA(いであ) v2については販売および公式サポートを終了いたしました。
2024年3月末日にて販売終了
2024年7月末日にて公式ユーザーサポート終了
ライセンス形態と料金表
複数形態があります。詳細はこちら
ライセンス発行までの流れ
・新規の申し込み
詳細はこちら・更新の申し込み
詳細はこちら
担当者の変更
ご担当者の連絡先等変更があった場合にはこちらのフォームよりご連絡ください。詳細はこちら
引用方法
IDEA Ver.3の搭載データを引用する場合は、以下のフォーマットをご利用ください。
LCIデータベース IDEA version 3.X (Xには引用したバージョンを記載)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門 IDEAラボ
よくあるご質問
Q:MiLCAとIDEAの違いについて知りたい。
A:MiLCAはLCA計算機能、データ管理機能等を持ったLCAソフトウェアです。IDEAはLCAの計算のために必要なインベントリデータベースで、エクセル形式での環境負荷原単位データとして提供しています。
Q:IDEA Ver.3の購入を検討しています。1年の途中でライセンス数を追加することはできますか?
A:追加購入はできます。追加したライセンスの有効期限 は、初回契約時のライセンスの有効期限となります。
Q:IDEA Ver.3.4とVer.3.5では、何がちがうのでしょうか?
A:更新情報についてはIDEAラボのホームページをご参照ください。(こちらから)